『読んだら忘れない読書術』(樺沢 紫苑 (著), サンマーク出版, 2015)を読んだ。
本書は「読書術」の本だ。
人はなぜ読書するのか?
「暇つぶし」
という人もいるかもしれないが、それだけではもったいない。
本書を読めば「人生を変えるための読書術」が学べる。
人生を変えるための読書術とは
「人生を変えるための読書術」
とは、「読んだ内容が記憶に残る読書術」だ(本書p. 6)。
たくさん読書しても記憶に残らなければ意味がない。
なぜなら、本を読んでも「実践」につながらないからだ。
本を読み終わっても、内容が頭から飛んでしまえば、読書に費やした時間・書籍代(または自宅と図書館の往復のコスト)が「ムダ」になってしまうだけ。
どのように本を読めば読んだ本の内容が記憶に残り、実践につながるのか……詳細は本書にノウハウがたくさん紹介されている。
投資と同じ
わたしは本書を読んで「読書」という行為は「投資」そのものだと感じた。
本を自腹で買う(または図書館で借りる)→ 時間をかけて読む → 本の内容を
というサイクルをまわしてはじめて「読書」という行為が「有意義」となる。
もちろん、たまには「暇つぶし」で読書するのもいいが「読書 = 暇つぶし」となってしまうのはもったいない。
「暇つぶしのためだけの読書」だと「投資のない人生」と同じで「資産」が増えない。
と、本書を読んで感じた。
▼著者の『読んだら忘れない読書術』紹介動画(YouTube)