わたしの「金投資」は「金ETF」という投資信託で行っている。
投資信託の銘柄は「SPDRゴールドシェア」だ。
参照SPDRゴールド・シェア【1326】(Yahoo!ファイナンス)
金ETFに投資している投資家は、延べ棒や金貨のような「現物」を保管・保有する必要がない。
では、投資している金の現物はどこにあるのか。
ロンドンに金を保管
「SPDRゴールドシェアのサイト」によると、金の延べ棒はロンドンに保管しているらしい。
全ての信託の金はカストディアンであるHSBC Bank plc (“HSBC”)によって同行のロンドン貴重品保管室に保管されています。
出典金地金リスト (SPDR Gold Shares (GLD).)
「カストディアン」とは「投資家に代わって有価証券の保管・管理などの業務を行う金融機関のこと」だ(大和証券「金融・証券用語解説」より)。
99,958本の延べ棒
保管している金の延べ棒の本数と重量も公開されている。
参照金の延べ棒一覧(PDF)(HSBC)
わたしが見たときには2020年8月14日現在で99,958本の延べ棒を保管していた。
1,252トンの金に投資
気になる「金の総重量」は40,275,423.500トロイオンスだった。
1 トロイオンス = 31.1035 g とすると、
40,275,423.500 × 31.1035 = 1,252,706,634.83 g = 1,252,706.63483 kg = 1,252.70663483 トン
1,252トンも金がある。
金ETFに投資すれば、自分で金の延べ棒を保管する必要はなく大手銀行がロンドンで預かってくれる。
※上記は2020年8月15日現在の情報です。本記事は金投資をすすめるものではありません。