twitterのタイムラインを見ていると、こんなツイートがあった。
【一生のお願い】読書一生分キャンペーン
今なら935,977円相当のポイントがもらえるチャンス!<期間限定2021年1月11日まで>
今すぐ読書一生分キャンペーンに応募しよう!#読書一生分 #honto
キャンペーンに応募するhttps://t.co/KdoZMJlzh4 pic.twitter.com/WL3BRMKb7y
— honto@600万人突破ありがとうございます! (@honto_jp) December 2, 2020
本の通販「honto」のキャンペーンで、「読書一生分」相当の935,977円分のポイントが当たるそうだ。
人が一生で使う書籍代は935,977円?
わたしは読書が好きな方なので、なんだか少ないような。
935,977円の算出方法を調べてみた。
「読書一生分」の算出方法
「読書一生分 = 935,977円」の算出方法はキャンペーンページによると、
※算出方法
A. 1世帯当たりの書籍・雑誌等への年間支出額:
10,703円(総務省 2019年 家計調査より)
B. 女性の平均寿命:87.45年(男性は81.41年)
(厚生労働省 令和元年 簡易生命表より)
とのこと。
上記のAとBを掛けると、
10,703 円/年 × 87.45 年 = 935,977.35 円
となる。
世帯当たりの書籍・雑誌の年間支出額って、10,703円しかないのか!
月間支出は891円だ(10,703 ÷ 12 = 891.91)。
1世帯で891円しか使ってないなら、文庫本1冊分も使ってないことになる。
あまりにも本を読まなさすぎ。
読書格差?
日本の家庭すべての書籍関連の年間支出が10,703円というわけではなく、これは平均値だろう。
本を読みまくっている人は年10,703円ではとても足りないだろうし、読書と無縁の生活を送っている人は支出はゼロに近いだろうから、10,703円は多すぎる(図書館で読んでいるから書籍代はゼロという「読書家」はいないと断言できる)。
本キャンペーンに応募するような人は「読書家」が多いだろうから、935,977円という数字は一生分の書籍費としては「少なすぎる!」。
わたしの年間書籍代
ちなみに、わたしの書籍・雑誌の年間支出を調べてみた。
昨年度(2019年)の年間支出は32,792円だった。
この数字は「自己負担分」の数字だ。
ポイント使用で割引となった分は含まれていない。
例えば、1,000円の本を「現金200円 + 800ポイント」で購入した場合、「書籍代 = 200円」と計上している。
なので、実際の支出はもう少し多い。