令和2年度の確定申告が完了した(申告時期:2021年2月中旬)。
今回のポイントは「Chromeでe-Tax」だ。
従来のe-Taxで使えるブラウザはMicrosoftの「Internet Exploler(IE)」だけだった。
2021年1月から「Chrome」「Edge」が使えるようになった。
参照e-TaxはGoogle Chromeに対応しました。(国税庁「e-Tax」)
今回はPC(OS:Windows 10)で「Chrome」と「マイナンバーカード」を使う「マイナンバーカード方式」で確定申告を行った。
「Chromeでe-Tax」はPC初心者にはハードルが高い
Chromeでe-Taxを使うためには「事前準備」が必要だ。
まず「事前準備セットアップファイル」をダウンロードしてインストールしなければならない。
次に「Chromeの拡張機能」である「マイナポータルAP」「e-Tax AP」を追加する。
Chromeで国税庁の「確定申告書等作成コーナー」にアクセスして指示どおり作業すれば、準備が完了する……。
とサラッと言ったが、ある程度PCの操作に慣れていないと難しい。
「e-Tax AP」のレビューには「難しい!」という低評価の声があふれている。
参照e-Tax AP(Chrome ウェブストア)
もし「事前準備が難しい!」と感じるようならIEですませた方がいいかも。
PC版のe-Taxは万人向けのシステムではないですな。
IEはサポート終了へ
今回の確定申告は「Chrome × e-Tax」でデータを税務署に送信して完了した。
今まで使ってきた「IE」でもe-Taxは可能だ。
しかし、IEのサポートが終了していく。
参照いよいよ完全終了へ。Internet Explorer(IE)サポート終了スケジュール(2020.8.26 @IT)
2021年以降もIEは使えるが、近い将来サポートがなくなる。
例えば、市販のWindows 10は上記記事によると2025年10月14日にサポート終了予定だ。
なので、わたしはChormeに切り替えた。