「100 ÷ 2」みたいなすぐに「割り切れる!」とわかる計算は簡単に暗算できる。
が、「100 ÷ 6」のような暗算できるかどうか「微妙」な割り算について、計算間違いのリスクが少なく簡単にできる方法を紹介する。
方法は先日ツイートした。
「100 ÷ 6」を簡単に計算する
「100 ÷ 6」のかんたん計算法は次のとおり。
「100÷6」を筆算なし電卓なしで簡単に計算する方法。 pic.twitter.com/op6T5AvpNE
— Kotaro – soutai40.com (@Kotaroux) April 26, 2021
100を6で割りきれる数に分割するだけ。
100未満の数字で「100に近くて6で割りきれる数」は「60」だ。
次は100から60を引いた「40」に近くて「6」で割り切れる数字を探す。
「36」だ。
40から36を引くと「4」となり、これ以上は6で割り切れない。
なので、上記のツイートのように計算すると、
$$100\div 6=16+\frac{2}{3}\approx 16.666$$
と、かんたんな足し算だけで計算できる。
応用問題として「500 ÷ 6」をやってみる。
$$500\div 6=\left( 480+18+2\right) \div 6=83+\frac{1}{3}\approx 83.333$$
小数の割り算
小数のかんたん割り算法についてもツイートした。
「30 ÷ 2.5」を簡単に計算する方法。 pic.twitter.com/ThF6osO4EJ
— Kotaro – soutai40.com (@Kotaroux) April 26, 2021
30を直接2.5で割ろうとしてもすぐに答えが出てこない。
なので、2.5を30で割りやすい数にする。
上記のように「30 ÷ 2.5」を「2で割って2を掛ける(つまり1を掛ける)」という操作をする。
すると、「30 ÷ 2.5」が「30 ÷ 5 × 2」となるので、
「12」
とかんたんに答えが出る。