2019の2乗を17で割った余り

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ネットで「2019の2乗を17で割った余りは?」という問題を見つけたので解いてみた。

2019の2乗を計算して17で割っても答えは出るが、かなり面倒くさそう。

「2019 × 2019」なんて筆算したくない。

わたしは次のように2通りのやり方で解いてみた。

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①合同式で解く

まずは合同式を使って解いてみた。

2019を17で割った余りを求めると、余りは13だ。

13を17で割った余りも13だから、合同式を用いて記述すると、

2019 ≡ 13 (mod 17)

両辺を2乗する。

20192 ≡ 132 = 169 (mod 17)

169を17で割った余りは16なので、答えは16

※※

169を17で割るのが面倒なら、「-4を17で割った余りが13」であることを利用する手もある。

-4 = 17 × (-1) + 13 だから、「-4を17で割ったら商は-1で余りは13」といえる。

合同式で表すと、

20192 ≡ (-4)2 = 16 (mod 17)

16を17で割った余りは16だから、答えは16となる。

早期退職後にtwitterで「合同式」について学ぶ
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②合同式を使わず解く

2019を17で割った余りは13だから、商をaとすると、

2019 = 17a + 13

両辺を2乗すると、

20192 = (17a + 13)2

= (17a)2 + (2 × 17a × 13) + 132

「(17a)2 + (2 × 17a × 13) 」は17の倍数だから、132、つまり169を17で割った余りが求める答えになる。

169を17で割った余りは16なので、答えは16。

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