西暦から和暦への変換は次のように計算している。
対象の元号は「明治・大正・昭和・平成」だ。
まずは明治から。
西暦 → 明治
明治は「1912年 = 明治45年」を基準に計算している。
1912年(明治45年)は明治最後の年だからだ(大正元年でもある)。
例えば、日露戦争が終わった年の1905年は、「1912 = 明治45」だから、
1912 – 1905 = 7より、
45 – 7 = 38 だから、
1905年は明治38年と変換できる。
西暦 → 大正・昭和
次は西暦から大正・昭和の変換法だ。
1926年が大正最後の年(大正15年)かつ昭和元年であることを覚えておくと、簡単に変換できる。
関東大震災が発生した1923年は大正12年だとわかる。
満洲事変の1931年は昭和5年だ。
昭和も時代が下ると「西暦の下2桁 – 25 = 昭和」という式で計算してもいい。
大阪万博が開催された1970年は「70 – 25 = 昭和45年」だ。
阪神タイガースが初めて日本一になった年の1985年は「= 昭和60年」とほとんどの日本人が暗記しているので「1985 = 昭和60」を基準にして変換してもいい。
西暦 → 平成
平成は「2000年 = 平成12年」を基準に計算している。
中国株が暴落した「チャイナショック」の2015年は……平成27年だ。
西暦 → 令和
令和は「2019年 = 令和元年」を基準にしている。
差が「2018」だが計算が面倒なので下2桁だけ使えばいい。
例えば、「2025年は令和何年?」を計算するときは、2025年の下2桁「25」から「18」を引いて、
25 – 18 = 7
なので、「令和7年」と求まる。
阪神タイガースが2度目の日本一になった年の2023年は「= 令和5年」とほとんどの日本人の心に深く刻まれているので「2023 = 令和5」を基準にして変換してもいい。
個人的には以上のような方法で「西暦→和暦」の変換を脳内で行っている。
参照和暦西暦早見表(JCB)