サラリーマンがFIREなどの「早期リタイア」を考えるときに一番心配なのが、
死ぬ前に貯金がゼロになる
ことではないだろうか?
しかし、よくよく考えたら、貯金を取り崩し続けて死ぬ前に貯金がゼロになるなんでありえないことがわかる。
貯金3,000万円で早期リタイア
例えば、貯金が3,000万円で早期リタイアしたとする。
年間の支出は240万円(月20万円)と見積もったとする。
貯金3,000万円で毎年240万使うと、12.5年持つ(3,000 万円 ÷ 240 万円/年 = 12.5 年)。
12.5年はあくまでも机上の計算の話だ。
実際は13年以上持つ
3,000万円の貯金を毎年240万円取り崩して早期リタイア生活を開始したとする。
貯金取り崩し生活が数年続くと「先」が見え始める。
あと数年で貯金がゼロになる。
緊急事態だ。
早期リタイア生活に黄信号がともっているのに、悠長に「年240万円」を取り崩すだろうか?
実際には「節約」したり「バイト」したりするだろう(よほどの楽観主義者でない限り)。
なので、支出は減り、収入は増える。
計算どおり12.5年で貯金がゼロになることはない。
余裕で13年以上は持つ。