最近は「巨大な数の割り算の余りを合同式を用いて解く」のにハマっている。
YouTubeでこんな問題を見つけた。
合同式を使って解いてみた。
答案
33を因数分解してみる。
33 = 3 × 11
だ。
3320を90で割るので、「9」がほしい。
なので33を2乗してみる。
332 = (3 × 11)2 = 9 × 121 = 9(110 + 11) = 990 + 99
990は90で割り切れるので、合同式で表すと、
332 ≡ 99 ≡ 9 (mod 90)
これでほぼ解けた。
余りを求める
332 ≡ 99 ≡ 9 (mod 90) より、
3320 = (332)10 ≡ 910
92 = 81 は90で割ると余りは81だが、-9とも表せる(81 = 90 × 1 – 9)。
よって、
92 = 81 ≡ -9
∴ 3320 ≡ 910
= (92)5
≡ (-9)5
= -95
= -(92)2 × 9
≡ -(-9) × 9
= 81
求める答えは、81。