会社を退職してFIRE(経済的自由を実現して早期リタイア)に移行した直後に株価が暴落したら、、、。
というリスクがある。
例えば、「金融資産5,000万円でFIRE」を目標にして目標金額に達成したとする。
そして、退職した。
直後に「◯◯ショック」が勃発して株価が暴落したとする。
退職してわずか数日後に5,000万円が3,000万円になったら。
どうするか?
再就職
いちばん現実的なのは「再就職」だ。
計画では、5,000万円を年4%程度で運用しながら軽いバイトもしてのんびり生活しようとしていたとする。
が、3,000万円に減ってしまっては、取り崩すと予想より早く資金が枯渇する。
株価が退職時の水準に戻るまで、金融資産の取り崩しは最小限に抑える
生活費の大部分を労働収入で稼ぐのが現実的だろう。
働きたくない場合
会社を退職したばかりなのに、すぐまた再就職するのはかなり抵抗があるだろう。
再就職せずに、労働は軽いバイト程度に抑えたい場合はどうするか?
現預金(円資産)を多めに持つのがいい。
FIRE資金5,000万円のうち、生活費の2, 3年分を無リスクの現預金で持っておく。
生活費が年300万円なら、600万~900万円くらいだ。
不安なら1,000万円超でもいいだろう。
もし、退職直後に株価が暴落したら、現預金を取り崩して生活費の一部に当てる。
リスク資産の株や投資信託は、株価が回復するまで持ち続け、売却しない。
株価が退職時の水準に戻ってきてさらに上昇が続けば、リスク資産を取り崩してもいいだろう。