「日本の富裕層がますます裕福に、アジアで最も急速に資産増加」 (2014.10.21 ブルームバーグ)
という記事によると、日本人の富裕層(純資産100万ドル= 約1億700万円)の人数は、前年比22%増で230万人となったらしい。
クラスに1人はいる億り人
知りませんでしたが、日本人の2%は「億り人」なんですね。40人クラスだとすると、高校のクラスメートに1人はいる計算になるんですね。
まあ、年齢層でも分布は変わってくるし、話は単純ではないですが、私が思ってたより圧倒的に多かった。 https://t.co/IgwxBOSVXI
— ジャンボ (@jumbo___jumbo) 2015, 6月 5
億り人が230万人になったのは、アベノミクスによる株価の急騰とドル高で「含み益」が増加して、次々と「金融資産1億円超え」の人が誕生したためだ。
日本のミリオネアは昨年、アジア太平洋地域で最も急速に資産を増やした。安倍晋三首相の経済再生に向けた取り組みが株式相場の上昇を促したことが背景にある。
上記記事
日本の富裕層が保有している純資産は総額は5兆5000億ドルということなので、1人あたりの純資産は、
5兆5000億ドル ÷ 230 万人 ≒ 239万1,304 (ドル/人) ≒ 2億5,587万 (円/人) ※1ドル=107円で換算
日本の平均的な富裕層は「約2.6億り人」だ。
2億というのはふつうのサラリーマン投資家では越えられない壁かも。大学卒で就職して飲まず食わずホームレスに近い生活をして出費を極限までしぼり、定年まで働いてやっと手にできる金額だから。
<関連サイト>
日本の富裕層人口 (World Wealth Report)