早期退職後に働く必要があったかセミリタイア8年間の収支から検証

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電卓

「40代前半で会社を早期退職した後も収入を求めて働く必要があったのか?」

という疑問を持った。

「セミリタイア」の必要はあったのか。

「完全リタイア」でもよかったのではないか。

セミリタイアとは「リタイア生活を送りながらもマイペースで働くライフスタイル」とわたしは解釈している。

ここでは、働かなくても資産が増えていたら「セミリタイアの必要はなく完全リタイアでもよかった」と判断する。

判断基準は、資産の増加分から労働収入を差し引いて「プラス」であるかどうか。

退職した年(2011年)の年末から直近の2019年末までの「収支」と「資産」を元に計算してみた。

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計算結果

退職した2011年の年末と直近の2019年末の純金融資産は次のとおり(2011年末を100とする)。

2011年末 100

2019年末 131

資産増加 31

2011年末~2019年末の8年間の収支(資産増加の内訳)は次のとおりとなった。

収入 19

投資 36

支出 24

収支 31

「収入」の19のうち、「労働収入」は9だった。

「労働収入」とは主に当ブログやKindle本からの収入だ。

50代のセミリタイア8年目を支えた5つの収入源
昨年(2019年)、セミリタイア生活8年目を支えた5つの収入源の割合をグラフにしてみた。 2011年に会社を辞めて8年かけて、これらの...

ブログやKindle本には時間をかけているが、2019年までのセミリタイア生活の全収入19のうち9しかないことがわかって苦笑。

ちなみに、退職後はバイトなどの「雇われ仕事」は一切していない。

「投資」とは「含み益の増加」を指す。

働いても働かなくてもよかった

2011年末~2019年末については資産の増加が31で、労働収入が9だった。

単純計算だが、仮に労働収入がなくても資産の増加は9減るだけで22となり「プラス」だ。

というわけで、もし労働収入ゼロの「完全リタイア生活」を送っていても資産は増えた。

2021年以降のライフスタイル

2011年末~2019年末については、完全リタイアでも資産は増えていた

とはいえ、今後(2021年以降)も含み益が増えるかどうかわからないから、しばらくは「セミリタイア生活」を続けようと思う。

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