インデックスファンドの投資利回りが年1.6%未満なら老後貧乏

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仮に90歳まで生きると仮定して、現在から90歳までのキャッシュフローを作ってみた。

インフレ率が年2%、年金は65歳から受給で年1%ずつ減額と仮定した。

株式投資は65歳で終了とした。

この場合、株式投資の利回りが年1.6%未満なら90歳で貯金がゼロとなることがわかった。

この先、20年近くインデックスファンドを運用して平均利回りが年1.6%未満ならヤバイ。

インフレ率が年2%なのにインデックスファンドの運用利回りが1.6%ということは……ないとはいえない。今後、20年にわたって世界経済が沈滞して長期の不況になるようなケースだ。

この場合、支出を見直すしかない。

インフレ率にあわせて支出も順調に年2%ずつ上がっていく計算にしているので、支出の伸びをインフレ率未満とする。

また、予備費として計上している貯金を取り崩すことを考えないといけない。

「予備費」とは、引っ越し、大きな病気、災害等に備えて別途計上している「通常使ってはいけないお金」だ。およそ3~5年分の生活費にあたる金額を計上している。

「いざ!」という時にしか使えない。

いわば、「保険」のかわりに蓄えている貯金。

※そもそも、投資成績で老後の幸不幸が決まるということが問題なのかな。

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