株式投資で勝つための必須条件は、「売買を行うコンピュータと証券取引所のホストコンピュータとの距離を最短にすること」らしい。
参考文献:『未来予測を嗤え!』(神永正博・小飼弾著 角川oneテーマ21 2014)
現代の株取引はコンピュータが超高速で行なっている。短時間(ミリセカンド(千分の1)単位)の間に何回も売買をする。
儲かりそうな銘柄を見つけたら、誰よりも早く「買い」の注文を出さないといけない。
ミリセカンド(千分の1秒)単位でいち早く注文を出すには、証券取引所のコンピュータに近い場所に発注用のコンピュータを設置できるかどうかが重要だ。
ミリセカンド単位での取引を行うには、コンピュータ間で信号がやりとりされる時間を極限まで短縮する必要があります。信号はケーブルを通じて光の速さで送受信されますが、ミリセカンド単位の取引ではケーブルの長さ数十メートル違っても大きな影響があります。
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証券取引所のホストコンピュータに数10メートル近いというだけで、投資結果に大差がつくようだ。
日本の証券取引所も「コネクティビティサービス」という名前の「早く売買できるサービス」を提供している。
参照:コネクティビティサービス (日本証券取引所グループ)
株式投資で勝つには、証券取引所に近い場所で発注しないといけない。