2016年の盆休み期間(8.11~8.19)は「Kindle Unlimited」で読書を満喫した。
いちいちお金を払わずに何冊でも本が読めるって、幸せ。
今回はお盆休み中に読んだ「お金で失敗しない」ためのマネー本を3冊紹介したい。
資産運用で失敗しない
1冊目は『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』(山崎元,大橋弘祐著 文響社 2015)だ。
37歳・貯金500万円で大企業を退職して小さな出版社に転職した著者(大橋弘祐氏)が山崎元氏にお金の増やし方、守り方を伝授してもらう本だ。
虎の子の貯金500万円を大損失をこうむることなく運用するにはどうすればいいのか。
投資の初心者だけでなく、すでに株式投資等で資産運用している個人投資家にもオススメの資産運用本だ。
本書を読めば投資の初心者や中級者がやりがちな「ミス」をかなり防ぐことができる。
家族にお金を貸して失敗しない
2冊目は『お金で苦労する人しない人―金銭感覚の達人』 (中谷彰宏著 知的生きかた文庫 2001)だ。
本書は「自分の金融資産だけでなく、離れて暮らす家族の金融資産も守るための本」だ。
金融知識を身につけて自分の金融資産を守ることができても、家族・親族に「お金にだらしない人」がいたら守り切れない。
お金にだらしない家族から「お金を貸してくれ」と言われて、断りきれずにずるずると貸し続けたりするケースはままある。
本書を読めば、身近にお金にだらしない家族がいたとしても、自分と家族の金融資産を守るためのノウハウを学ぶことができる。
「お金にだらしない人」に説教して「お金にキッチリした性格」に変えるのは無理だ。
ぜひ、本書を読んで「自分のお金だけでなく、家族のお金も守る」という意識を身につけたい。
お金で失敗しないため習慣
3冊目は『お金で失敗する人・しない人~お金で失敗しない人になる25の習慣~』(森真一著 ごきげんビジネス出版 2014)だ。
著者は消費者金融「プロミス」に30年勤務した経験を持つ。
長年、お金を借りに来る人を何人も見てきて「お金で失敗する人」には共通点があることを発見する。
本書に書いてある「お金に失敗する人の共通点」にあてはまることがあるなら、改めればいい。
本書を読んで思ったのは、お金にだらしない人は「モノを大切にしない」ということだ。
考えてみればお金も紙や金属といった「モノ」でできている。
ふだん使う「モノ」を大切に使う習慣があれば、お金も大切に使うことができて、お金で失敗することはなくなる。
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