社畜が認知症になりたくなければセミリタイアしろってことか

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生涯健康脳: こんなカンタンなことで 脳は一生、健康でいられる! いきいき健康シリーズ』(瀧靖之(著), ソレイユ出版,
2015) を読んだ。

感想は「認知症になりたくなければ早く社畜を辞めろということですね、わかります。」だった。

健康脳というのは「認知症にならない脳」のことだ。

本書は、認知症にならずに、いつまでも脳を健康に保つための本だ。

現役時代に稼ぎまくって大金を持ってリタイア生活に入っても、認知症になってしまっては楽しめない。

ボケずに健康寿命を延ばすためにどんな生活を送ればいいのか、どんな働き方をすればいいのか学べた。

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社畜生活は認知症にまっしぐら

本書によると、認知症の原因の一つが「仕事のストレス」だ。

詳細は後で書くが「社畜仕事」を長期間やっていると認知症のリスクがやばい

脳が長期間ストレスを受け続けると、脳の「海馬」が萎縮する。

「海馬」とは記憶全体をコントロールする働きを持っている部分で、ここがやられるといわゆる「ボケ」の状態になる。

「ストレス」の中で一番大きな元凶は、「仕事」だ。

ただ、会社経営者など、地位の高い人や芸術家は仕事によるストレスの影響を受けにくいという。

なぜ、地位の高い人は責任やプレッシャーが重いはずなのにストレスの影響を受けにくいのか。

それは、仕事のストレスは、仕事量や責任の重さより、仕事に対する「コントロール・アビリティ」が高いか低いかによって決まるとされているからです。「コントロール・アビリティ」とは、自分をコントロールできる力のこと。

「コントロール・アビリティ」をサラリーマン語で言い換えると「職務権限」だ。

「権限」を持っていると自分で自分の仕事量や仕事内容をコントロールできる。

権限があると、仕事する気がない日は休んだり早退したりできる。

やりたくない仕事は部下に振ってしまえばいい。

一方、権限がなく責任やノルマばかり負わされる社畜は、「コントロール・アビリティ」が少ない。

自分で仕事量、内容をコントロールできない。

嫌な仕事を断ったり、強制参加の飲み会を欠席したり、定時退社したりすることに罪悪感を感じていると「ストレス」がどんどんたまる。

だからストレスに弱い。

セミリタイアでコントロール・アビリティを上げる

社畜が認知症リスクを下げる方法は2つしかない。

①出世競争で勝ち続けて早く役員以上に昇格する

②早期退職してセミリタイア生活を送る

①は時間がかかるしかなり低確率なので却下。

となると、②しかない。

わたしも②を選んだ(認知症になりたくないから会社を辞めたわけではないけど)。

わたし個人の経験だが、セミリタイアすると「コントロール・アビリティ」が急上昇する。

朝起きて夜寝るまで何をするのか、すべて自分で決められる。

自己責任はともなうけど、「何でも自分で決められる」のは大きなメリットだ。

あと、セミリタイア生活で大事なのが「お金への執著」を減らすことかな。

会社を辞めた後も「お金」「お金」と言って追い求めてたら、かえって社畜以上にストレスがたまる。

自分の人生のCEO(経営最高責任者)になれば、ストレスの影響を受けにくくなり、認知症のリスクも減る。

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