「宇宙戦艦ヤマト」の誤解が解消

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2023年末から2024年の正月にかけて『「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気』(牧村 康正/山田 哲久(著), 講談社, 2017)を読んだ。

いや~、面白い本だった。

わたしの一番の収穫は「宇宙戦艦ヤマト」に関する誤解が解けたことだ。

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数十年の誤解

わたしの「宇宙戦艦ヤマト」の誤解は、

「宇宙戦艦ヤマト」は松本零士の原作マンガのアニメ化

だった。

事実は、「宇宙戦艦ヤマト」は本書の主人公である西崎義展よしのりが無からつくりだした作品だった。

無謀な発進

宇宙戦艦ヤマトはプロデューサーの西崎義展が作成した「企画書」を原作としてアニメになった。

すでに売れているマンガをアニメ化したわけではない。

何の実績もない作品をアニメにしてテレビで放映するなんて、現代では考えられない。

本書によると、現代のアニメ化の条件は、

リスク回避のため、作品選定も原作が売れていることが条件になりつつある。

とのこと。

もしアニメ化してコケても言い訳ができるからだろう。

破天荒なプロデューサー

本書の表紙にもあるとおり、西崎義展の人生は「破天荒」だ。

彼が破天荒だったから「宇宙戦艦ヤマト」が生まれたといえる。

破天荒なだけではなく、自分でカネ・ヒトを集めてヤマトづくりに全力投入する思い切りのいい男だった。

現代のリスクマネジメントやコンプライアンスでがんじがらめになったようなサラリーマンプロデューサーでは、いくら才能があって「ヤマト」のような作品を企画できたとしてもアニメ化はできないだろう。

※本書の表紙にはヤマト艦長の帽子をかぶってハーレーダビッドソンに乗る西崎義展が使われている。彼は宇宙戦艦ヤマトの成功でハーレーを10台所有していたらしい。

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