2020年度末時点の金融資産ポートフォリオは次のようになった。
無リスク資産・リスク資産の割合は次のとおり。
各項目について説明する。
- 無リスク資産……現預金・国内債券のような日本政府が元本保証している資産
- リスク資産……株・投資信託・国外債券のような元本保証がなく価格変動する資産
- 年金……確定拠出年金・国民年金基金・小規模企業共済など、老後にならないと使えない資産
2020年の株高で無リスク資産の割合が減少(前年度末比 ▲2.7ポイント)して、リスク資産と年金の割合が増加している。
リスク資産は前年度比で+1.2ポイント、年金資産は+1.5ポイントだ。
年金は確定拠出年金・国民年金基金・小規模企業共済に積み立てているので、「無リスク資産の減少・年金の増加」という流れができている。
資産の内訳
グラフの各資産の内訳は次のようになっている。
- 現預金……ほとんどがネット銀行の定期預金
- 国内株式……個別株、ETF(TOPIX連動型・J-REIT・金)
- 国内債券……個人向け国債(10年・変動)
- 国外株式……米国株ETF、先進国株インデックスファンド
- 国外債券……米ドルMMF(米国株の配当金で買っている)
2020年は世界的なコロナ禍で「株価暴落・金価格暴騰」となるかと思ったが、株価が上がったので「有事の金」の出番はなかった。
2020年度の総括
感染が拡大しだしたときは「数年は株価低迷」と覚悟したが、金融緩和マネーが株に向かったようで結果的には前年度末比で「株高」で終わった。
2020年の大納会で日経平均株価は反落し123円安となったものの、年末終値2万7444円は1989年以来31年ぶりの高値水準に。年間の上昇幅3787円(16%)は2013年以来7年ぶりの大きさです。https://t.co/bZ8iGGXbXZ
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) December 30, 2020
株式投資についてはめでたしめでたし。