わたしのセミリタイア生活では安心して生活できる要因は「現預金」と「日本国債」だ。
つまり、元本保証されている「無リスク資産」だ。
2020年末時点では金融資産のうち46.4%が無リスク資産だった。
2020年度末時点の金融資産ポートフォリオは次のようになった。
元本割れしない安心
なぜ「現預金」と「日本国債」をもっているだけで安心するのか。
理由は「元本割れしないから」だ。
株や不動産のように暴落で突然価値が激減する心配がない。
理想のセミリタイア生活は「現預金と日本国債の取り崩しだけで100歳まで逃げ切れる」だ。
「労働収入」や「株の値上がり」に期待する必要のないセミリタイア生活だ。
先日、"セミリタイア10年目に「無収入生存年数」を調べてみた" という記事を更新した。
収入がゼロなら何年生きることができるか...
インフレ怖い?
現預金や日本国債のデメリットは「インフレに弱い」だ。
インフレが長期間続けば現預金は大きく目減りする。
例えば、年2%のインフレが10年続けば現預金の価値は約20%減る((1 – 0.02)10 ≒ 0.817)。
現在の100万円は10年後は81万7,000円程度に価値が減る。
なので、インフレ対策は次のように実践している。
セミリタイア生活の資金の主力は「貯蓄」だ。
なので、物価が上がる「インフレ」になると貯蓄が目減りして、セミリタイア資金が溶ける。
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