【物価高】現在の貯蓄でインフレ率が何%までならFIRE可能か試算

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1万円札

インフレはFIREやセミリタイアの天敵ですな。

最近は食品・原油の値上げが続いている。

参照食用油値上げ ことし4回目 原料の取引価格 高止まり続く(2021.11.12 NHK)

貯蓄が何歳まで持つか、「逃げ切り計算機」でシミュレーションするときは年間インフレ率を何%にすればいいか悩む。

逃げ切り計算機 入力画面
出典逃げ切り計算機

こう値上げが続くと、今後は「年間インフレ率 = 0%」で試算するのは非現実的(甘い)となってくるかも。

今後もインフレが続いたらFIRE継続が可能なのか?

【2021年11月16日追記】現時点では「モノの値段」は上がっているが「物価」は上がっていないので「心配するレベルのインフレ」ではない。

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何%のインフレまで耐えられるか試算

わたしの現時点(2021年11月)の貯蓄で、年間インフレ率が何%までなら大丈夫か、試算してみた。

試算の前提条件は次の4つ。

  • 年金は65歳から満額支給(2021年度の「ねんきん定期便」に記載のとおり)
  • 運用利回りは年1.5%
  • 労働収入はゼロ(完全リタイア)
  • 年間支出は昨年度(2020年度)と同程度

試算結果

試算の結果は次のようになった。

インフレ試算

2021年11月現在でわたしはアラフィフだ。

2022年以降のインフレ率が政府・日銀の物価目標である2%なら、貯蓄は100歳以上まで大丈夫だ。

3%なら95歳まで、4%なら88歳まで持つ。

5%なら、83歳で貯蓄がゼロとなる。

5%を超えた場合は……怖くて試算できない。

という結果になった。

インフレ率が今後30年以上5%を超えるケースは考えにくいが……。

物価の上昇率が年2%以内におさまることを祈る。

【2021年11月19日追記】
ちなみに、2021(令和3)年10月の消費者物価指数は前年同月比で、

  • 総合 +0.1%
  • 生鮮食品を除く総合 +0.1%
  • 生鮮食品及びエネルギーを除く総合 ▲0.7%

となっている(目標の2%にはほど遠い)。

参照消費者物価指数(CPI) 全国(最新の月次結果の概要)(総務省統計局)

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