“1億円の貯金を持つ「億り人」と5,000万円の貯金を持つ「半億り人」があわせて9人いました。9人の貯金の合計は6億円です。億り人は何人いますか。”
という算数の問題を考える。
いわゆる鶴亀算だ。
連立方程式を使って解く方法もあるが、あえて方程式は使わずに解いてみる。
算数の知識だけで解く
連立方程式は中学の数学で習う。
今回は小学校の算数の知識で解いてみたい。
まず、「9人全員の貯金が5,000万円」だと考えてみる。
貯金の合計は、 9 人 × 5,000 万円/人 = 4億5,000 万円だ。
ここから、億り人の人数を求めていく。
億り人の人数
「9人全員の貯金が5,000万円」とすると、貯金の合計は4億5,000万円だ。
実際の合計6億円より1億5,000万円少ない。
億り人1人あたり5,000万円少なく計算しているからだ。
よって、億り人の人数は、
1億5,000 万円 ÷ 5,000 万円/人 = 3 人
となる。
<参考動画>