平日のクリスマスの午後、図書館で年末年始に読む本を借りる。
これでとりあえず1週間はもつ。
年末にバタバタしたくないので図書館に行くのは2013年は今日が最後とする。
最近はニーチェ関係の本をよく読む。適菜収著『いたこニーチェ (朝日文庫)』を読んでニーチェの主張する「キリスト教=奴隷道徳」という考えに興味を持つ。
高校の倫理の参考書『理解しやすい倫理 (新装版)』をノート風にまとめると、
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人間本来の意思(より強くなろうと闘う意志、競争に打ち勝とうとする意思)=権力の意思(力の意思)は、現在その生命力を失う
→権力の意思の凡庸化、平均化
→人間は、人生の目標や意義を失う
→ニヒリズムに陥る
ニヒリズムを招いた最大の原因はキリスト教的道徳
キリスト教的道徳=同情、博愛、謙遜、忍耐=弱者の道徳(奴隷道徳)=強者に対するねたみ(ルサンチマン)にほかならない
→弱者の道徳が強者を引きずり落とし平均化してしまう
ニーチェの主張
キリスト教的道徳(奴隷道徳)から人間を、生を解放せよ→新しい価値を創造せよ(神は死んだ)
神に代わって何を支えとすべきか?
→「権力の意思」を持ち、大地に足を踏まえ、たくましく生きる「超人」
「超人」とは
・神のように彼岸にあるものではない
・現実を肯定
・すべての事象は永遠に繰り返されるという「永劫回帰」を認識
・おのれの生命を充実させ、力あふれる自己を生きぬく自由人、力の意志の体現者
「すべての神は死んだ。今やわれわれは超人が生きることを欲す」
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