2014年前半はインデックスファンドも勢いが急落

シェアする

スポンサーリンク

2014年もそろそろ前半が終わりそうなので、インデックスファンドの成績を調べてみた。

銘柄は「TOPIX連動型上場投資信託(1306)」。代表的な日本株のインデックスファンドだ。

比較するのは直近の株価(6月17日頃)と前年末の株価だ。

a0002_006864

やはり、歴史的大豊作の2013年と比べると勢いがなくなっている。

2014年6月17日:1,276円(前年末比 -3.9%)
2013年6月17日:1,116円(前年末比 +27.4%)
2012年6月18日:759円(前年末比 +2.6%)

一応、株価は右肩上がりにはなっているが「前年末比」で比較した場合、2014年は民主党政権末期の2012年より成績が悪い。

2013年の歴史的爆上げを見て2014年から日本株のインデックス投資を始めた人は、儲かっていない。

ちなみに、東証1部全銘柄の株価収益率(PER)を見てみると、6月17日時点では予想で15.28倍だった。 (国内の株式指標(17日) 2014.6.18 日経新聞)

バブル時代の1987年のPERが約60倍(※1)なので、今はまだ「バブル」とはいえない。株価はまだ上がる余地はあると思うが、消費税10%や法人税減税の穴埋め増税とかやってしまったらアウトかも。

※1 倉澤資成『株式市場―資本主義の幻想』(講談社現代新書 1988 p.138)

<関連記事>
2013年の日本株投資家は歴史的な幸運の持ち主

スポンサーリンク

シェアする

twitterをフォローする
twitterをフォローする

ブログを購読する
ブログを購読する

follow us in feedly RSS