わたしが外国株の主力として保有している先進国株インデックスファンド、
「SMTグローバル株式インデックス・オープン」
の2021年5月10日決算の運用報告書を読んだ。
参照SMT グローバル株式インデックス・オープン(三井住友トラスト・アセットマネジメント)
今回注目したのは「コスト」だ。
運用報告書によると、総経費率は0.59%とのこと。
総経費率は、
総経費率(年率) = 当期の費用総額 ÷ (期中の平均受益権口数 × 期中の平均基準価額(1口当たり))
で求める。
最近発売されている低コストの世界株インデックスファンドに比べると、「高い!」と感じる。
参照【2021年 最新版】「インデックスファンド」コスト比較ランキング!信託報酬・実質コストがもっとも安いファンドは?(ザイ・オンライン)
郵送をやめれば
コストの中に販売会社に支払う「交付運用報告書等各種書類の送付、口座内でのファンドの管理、購入後の情報提供等の対価」というのがある。
「交付運用報告書等各種書類の送付」にかかる費用なんて、ほとんどが郵送料?
郵送料は郵送希望の投資家に実費請求して、原則はPDFでいいんじゃないの?
クレジットカードの紙の請求書の郵送費を郵送希望者に実費請求するみたいに投資信託もできないのかな。
低コストのインデックスファンドに乗り換えできない理由
高コストのインデックスファンドを持ち続ける理由は「含み益」だ。
本ファンドはリーマンショック後の世界的な株価低迷期に買った。
なので含み益がけっこうある。
今、売却するとかなり税金がかかる。
なので、「税 > インデックスファンドの保有コスト」となり、売れない。
コストダウンはないのか?
一番シンプルな解決策は、「SMTグローバル株式インデックス・オープン」のコストが下がることだ。
つまり「信託報酬などの手数料を値下げしてほしい」
インデックスファンドは「低コスト化」がトレンドだ。
なので、「SMTグローバル株式インデックス・オープン」もトレンドに乗ってほしい。