金融庁の「NISA口座の利用状況等について」という資料によると、NISA利用者における40代以下の割合は19.1%にすぎない。
(20代……2.0%、30代……6.5%、40代……10.6%)
やはり、メインはカネを持っている60代以上のようだ。
「老後資金を株式投資で増やす」というのはまだまだマイナーのようだ。「早期リタイア資金を株式投資で増やす」というのはもっとマイナーだろう。
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上記の図を見て70歳代以降も活発に投資しているのには驚いた。30歳代より80歳代の方がNISAを使いこなしている(笑)。
老後というのは「投資資金は70歳あたりまでに現金に替えて、あとはのんびりと貯金と年金だけで暮らしていく」というイメージがあった。しかし現実は、80歳を超えても「カネを増やしたい!」という欲望は消えないようだ。男ならもう平均寿命を超えてるはずなのに。
逆に、何歳になってもほどほどに「金銭欲」があったほうが健康に長生きできるのかな。