iDeCoやNISAで一生バカを見るケース

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stock exchange

「iDeCoやNISAは買ったら一生バカを見る金融商品である」  不自由な投資商品より現金を(2021.11.16 プレジデントオンライン)

という記事を読んだ。

なぜ「節税」というメリットがある「iDeCo」や「NISA」を買うとバカを見ると主張しているのか。

iDeCoの場合、「資産を60歳まで引き出せない」「手数料がかかる」というデメリットがあるからだ。

NISAは「元本割れした場合、節税できないリスクがある」という危険があるからバカを見るという。

以前、当ブログでも取り上げたNISAのデメリットだ。

NISAで「泣きっ面に蜂」になるケース
NISAの口座は一応作ったが、利用するのは躊躇している。 次のような「泣きっ面に蜂」になるケースがあるからだ。 投資期間(5年)...

記事の主張はサブタイトルのように「投資なんかするな、現金で持っておけ」という立場だ。

現金もインフレで価値が目減りするリスクがあるから「元本割れは絶対に許せない!!!」というなら金融資産は「ゼロ」をキープするしかない。

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分散投資の概念がない?

上記記事のように「iDeCo」や「NISA」でバカを見るのは「分散投資していない」ケースだ。

資産のほとんどを「iDeCo」や「NISA」といったリスク資産に投資して、現預金をほとんどもっていない場合だ。

特に「iDeCo」の場合、まとまった現金が必要になっても60歳まで引き出せない。

現役時代にまとまった現金が必要になっても、iDeCoで運用している金融商品を売却できない。

対策としては、金融資産は「分散投資」して、リスク資産とともに日本円の現預金も持っておけばいい。

本記事は分散投資を論じずに「リスク資産100% vs 現金100%」という極論に持っていって「リスク資産は危ないからダメ」と結論づけている。

いざというときにすぐに現金が用意できるよう、例えば「リスク資産30% and 現金70%」のように分散投資すればいい。

iDeCoやNISAで一生バカを見るケース

本記事が主張するような「iDeCoやNISAで一生バカを見るケース」は、

金融資産のほとんどをリスク資産に投じて手持ちの現預金が極端に少ない

という場合だ。

※リスク資産の投資はしっかりと勉強して自己責任で。

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