ネットの情報と既存メディア(テレビ、ラジオ、防災無線)の情報にかなりの時間差があることを知った。
河川の水位情報
2014年の台風11号の接近で、近所の川の水位が上がり続けて、氾濫するかどうかが心配だった。
水位の情報は、
国土交通省HP:川の防災情報
で10分毎に水位の情報を得ることができた。
市役所の防災無線、広報車のアナウンスもあったが、情報が1時間遅れ。
気象庁の記者会見
気象庁の記者会見をNHKがテレビ中継していた。気象庁の担当者が「気象庁ホームページ」を画面に映しながら記者たちに説明している。
気象庁の担当者が記者たちに「お手元の資料にありますように」と言っていたので、気象庁のホームページの内容を紙に印刷して記者に配布していたようだ。
詳しくは「気象庁のホームページを見てください」
と一言いえば記者会見なんて必要ないのでは、と思った。
ネットで情報伝達できるのだから、わざわざ気象庁に記者を集めてホームページを印刷した紙の資料を配って説明する必要があるのだろうか?
なんだか、記者の仕事を無理やり作っているような気がした。
交通機関の運行情報
交通機関の運行情報について、テレビニュースでアナウンサーが「インターネットのホームページで最新の情報を確認してください」と言っていた。
これって「災害時はテレビよりインターネットで情報を取るほうが早くて正確ですよ」と言っているのと同じじゃないの?
災害時に役所や交通機関が出す情報を仲介するだけの仕事って、どんどんなくなっていくだろうな。わざわざ人を高給で雇ってまでやるような仕事じゃないから。
台風11号の報道を見てそう感じた。