おそらく、日本で一番お金持ちが多いと思われる東京都区部住民の貯金はいくらくらいなんだろう。
先月(10月31日)発表された総務省「家計調査」によると、東京都区部の平均貯蓄額は2,515万円だった(2人以上の世帯)。
ちなみに、全国平均は1,795万円。
定期預金だけを見てみると、1,000万円を超えていたのが福井市(1,131万円)と奈良市(1,021万円)。
東京都区民の金融資産内訳
話を元に戻すと、東京都区民の2,515万円の内訳は次のとおり。
通貨性預貯金:561万円
定期性預貯金:934万円
生命保険など:460万円
有価証券:483万円
その他:77万円
ふつうの日本国民より、東京都区民は有価証券の割合が多いような気がする。
会社を経営して自社株を持っていたり、株式投資をしている個人投資家の割合が多いのだろうか。
通貨性預貯金……通常貯金、普通預金、当座預金、通知預金及び納税準備預金など。
定期性預貯金……定額貯金、積立貯金、定期預金、定期積金など。
生命保険など……保険の掛金(積立型の生命保険、損害保険(積立型)、JA共済、郵便局の簡保など)。掛け捨て保険は除く。
有価証券……… 株式(時価)、債券(額面)、株式投資信託(時価)、公社債投資信託(時価),貸付信託(額面),金銭信託(額面)など。