2015年の投資方針を決めるためのひとり検討会を行った。
2014年12月31日時点のポートフォリオは次のとおり。
現預金 37.6%
国内債券 32.6%
国内株式 13.2%
国外株式 16.6%
国外債券 0.0%
本当はもっとリスク資産の割合を増やせば期待利回りが大きくなるのかもしれないが、「精神的なリスク許容度」を考えれば、これ以上リスク資産を増やすのには抵抗がある。
投資方針として「無リスク資産:リスク資産=7:3」としている。
無リスク資産とは現預金、国内債券(個人向け国債)で、リスク資産は株式、外国債券。
リスク資産を全体の30%にしておけば、仮に株価が50%暴落しても、資産全体のマイナスは15%におさえられる。
もう一つの理由は、万が一リスク資産がゼロになっても残った無リスク資産で生きていけるという比率が「無リスク資産:リスク資産=7:3」なのだ。
無リスク資産とリスク資産の割合をグラフにしてみると、方針通り7:3となっている。
ということなので、2015年の投資方針は「現状維持」となった。
もし株価が暴落して無リスク資産の割合が大きくなれば買い増しを検討する。
※※
資産運用については次の言葉を肝に銘じている。
資産を築くには、課税対象となる現金所得を最小限におさえ、含み益(現金を伴わない資産価値増加)を最大限にすべきである。
出典:『となりの億万長者 成功を生む7つの法則』(トマス・J・スタンリー、ウィリアム・D・ダンコ 早川書房) p.77
日本では給与収入や投信分配金などの「毎月分配金」が増えることに喜びを感じる人が多い。「高所得=金持ち」という尺度が一般的だから。
ただ、「高い税金、高い投信の手数料を払ってでも高所得者になりたい」
という考えでは、無駄な出費が増えるので手元になかなかお金が残らない。
気をつけたいものだ。