2014年に読んだ本の数を数えてみたら432冊だった。
書籍代は97,733円。
本の数は、家計簿の記録と図書館の貸出票から数えた(図書館で本を借りた時に発行される貸出票を全部保管している)。
1年365日で432冊だから、毎日1冊以上読んでいた計算になる。
確かに、時間はタップリあったので(笑)毎日読書していたような気がする。
読んだ本の中で印象に残った本を何冊か紹介してみたい。
一番高価だった本
2014年に購入した本の中で一番高価だった本は、
永田靖『入門 統計解析法』(日科技連出版社 1992)
価格は2,900円+税。
一応個人投資家なので、統計学の基礎を学ぼうと思って購入した。タイトルの通り、入門書としておすすめの1冊。
平均、分散、標準偏差などの言葉の定義がしっかりと説明されているし、統計データの解析方法もしっかりと学べるようになっている。
分散とは平方和を(データ数-1)で割った数だが、なぜ「データ数」ではなく「データ数-1」で割るのかがわかったときにちょっとスッキリしたことを覚えている。
家計管理をラクにしてくれた本
何回か記事で紹介しているのでご存知かもしれないが、この本を読んだおかげで家計管理が非常にラクに、かつシンプルになった。
「家計管理をシステム化」して「個人の能力に依存せずに貯金できる体質になる」という発想が面白い。
自動的にお金が貯まるって、素敵やん。
ブログ執筆に役に立った本
ブログ記事を書くのに求められる「基礎体力」をつける上で役に立ったのが
岡田斗司夫『あなたを天才にするスマートノート』(文藝春秋 2011)
最初は図書館で借りたのだが、「これはブロガーにとってお宝本だ」と確信して後日買った。
本書を読んで「面白いブログが書ける人」というのは、ブログを開設するまでに何年も「ノートに書く」ことで基礎体力をつけてきた人だ、ということがわかった。
たくさん経験を積んだり、本を読んだりして、ノートに考えをまとめていくうちに「面白い発想」ができる「基礎体力」が身についてくるのだ。
「これ、最初からノートじゃなくてブログではダメなんですか」と聞く人がよくいるんですけども、それはあまりオススメできません。
ブログは表現の場であって、基本、面白いことしか書いちゃいけないんですよ。
(中略)
面白いことを週1回書いても、週に6日面白くないことを書いちゃったら、そこは面白くない場と思われてしまいます。
だから、ブログはできるだけ面白いこと「だけ」を書くようにしたほうがいい。
p.230
ノートで十分に「面白いことが書ける」体力がついてから満を持して「ブログデビュー」できればよかったが、この本に出会った時にはすでにブログを開設した後だった。
時すでに遅し。
仕方なく、現在はノートで日記をつけながらブログも並行で書いている。
当ブログが読者にとって「面白い場所」になるように努めたい。