日清食品ホールディングス株主懇親会(2015.2.26)に参加してきた。
「日清食品グループ製品の試食」がメインだが、株主と役員・社員の交流の場でもあった。
わたしが参加して強く感じたのは「上場企業でもどんどん若返り、女性の起用が進んでいる。中高年おじさんはどんどん居場所がなくなっていく」という予感だった。
内容
タイトル:第16回株主懇親会
日時:2015年2月26日(木) 10:30~12:00
場所:ホテルニューオータニ大阪 2F 鳳凰の間
スケジュール
①業績報告(安藤宏基CEO)
②日清食品新社長あいさつ(安藤徳隆氏)
③試食会
④抽選会
詳細
①業績報告
2014年度第3四半期の収支報告があった。前年同期に比べ、売上は上がったが営業利益、経常利益は減少した。販売費及び一般管理費の減少で純利益は増えた。
売上は増えたが円安による原材料費、物流費の値上げで吹き飛んだ。間接費の抑制で何とか増益できたようだ。
アベノミクスで好景気だからといって、正社員の給料をホイホイ上げられるような環境ではないなと感じた。
即席麺業界は好不況の波はあまり影響を受けないようだ。
経営に影響を与えるのは「天変地異、値上げ、事故」。
震災、台風のような「天変地異」が起こると「非常食需要」で売上が伸びるそうだ。
逆に、「値上げ」や、異物混入のような「事故」が起こると、売上がダウンする。
②日清食品新社長あいさつ
報道でも話題になっている37歳の新社長のあいさつ。創業者一族とはいえ、37歳の若さで日清食品のような大企業を率いていくのだから、すごい。
参考:日清食品「新社長は37歳」で話題に 今どき「30代社長」の評判 (2015.2.12 J-CASTニュース)
他のグループ会社の社長、役員も会場にいたが、ほとんどが50代、60代と思われるおじさんだ。よけいに若さが目立つ。
三井物産でも32人抜きで社長が誕生するようだ。上場企業でもこれから「若返り、女性」がトレンドになりそう。
年功序列頼みの中高年おじさんは、職場でどんどん居場所がなくなると思う。
真剣に「第2の人生」を考えるべきだ、マジで。
日清食品のような大企業ですら将来は安泰だとは考えていない。「年功序列、終身雇用は本当に終わったんだな」と実感した。
③試食会
日清食品グループ製品(インスタント麺がメイン)の試食。
一番印象に残ったのがベトナムで発売している「Waxada」(ワサダ)というラーメン。ピリピリ辛い。食べるとすぐにドリンクコーナーの水を飲みに行った。
あと、新製品の「カップヌードルLightプラス ラタトゥイユ」も気になった。
発売は3月23日なのでまだ売っていない。
女性部長が開発した女性向けのカップヌードルだそうだ。
売りが「レタス2個分の繊維」。
レタス2個分の繊維を取ると、体にいいのだろうか。いいんだろうな、たぶん。
麺にはレタス2個分の繊維が練り込められているし、具にも大きめの野菜が使われている。
カップラーメンを楽しみながら野菜もしっかりと食べたい、という人にはおすすめのカップヌードルだ。
※会場内は撮影禁止のため、ブログ用の写真は撮影できなかった。あと、役員との名刺交換も禁止(笑)。SNSユーザー等の人脈マニア対策だろうか。
④抽選会
参加者の中から抽選で日清関連グッズのプレゼントがあった。特別賞は「錦織圭サイン入りウェア」。
12時過ぎにホテルを後にする。大阪城公園の梅でも見ようかと思ったが、雨が降っていたので中止。そのまま駅に向かった。
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