パソコンのハードディスクの不要ファイルを整理していたら、大昔の「家計簿」を発掘した。
「家計簿」はエクセルだった。
更新日を見るとわたしが30歳の頃の日付だ。
まだ、バリバリとサラリーマンをやっていた頃だ。
貯蓄額・ポートフォリオ
貯蓄額を見ると、純資産は合計で「1542万円」と記録されていた。
そんなに持っていたかな~。
資産の明細からポートフォリオをグラフ化してみるとこうなる。
現預金は1189万円で、株は353万円だった。
株式投資を始めたのは30歳を過ぎてからだと思っていたが、30歳時点ですでに株を300万円以上保有していた。
人間の記憶はアテにならないことがよくわかった。
何でも記録しとかないといけないな。
どうやって貯めたのか?
ためた方法は超シンプルだ。
「収入-支出」を大きくする。
ただそれだけ。
「株でドカーンと儲ける」なんて考えてなかった。
23歳で就職したとすると、30歳なら約7年だ。
7年で1500万円貯めるには、1年の貯蓄額は、
1500(万円)÷7(年)≒214(万円/年)
とする必要がある。
20代の年収はたぶん平均で400万円台だったから、1年の生活費を100万円台にして貯めることができた。
では、どうやって生活費を100万円台にできたかといえば、
- 会社と家を往復するだけの日々
- カネのかかる趣味・レジャーはやらない
- マイホームは買わない
といったことを実践していた。
苦労して節約した記憶はない。
単に使い道がなかったから自然に貯まった。
20代は仕事に専念して、プライベートで浪費しない。
これだけで30歳までに1000万円貯めることは可能だ。
「収入が低いから無理」なんて言い訳は「×」。
貯めようと決心すれば貯められる。