沖幸子『ドイツ流 掃除の賢人―世界一きれい好きな国に学ぶ』 (光文社知恵の森文庫 2005)を読んだ。
自宅の窓ガラスの汚れが目立つようになって、「窓をピカピカにしたい」と思い、掃除関係の本を探していた時に買った。
「掃除しなければ」と思うと面倒くさくて気が重くなるが、本書を読めば掃除のハードルが下がる。
ポイントは2つ。
- 毎日の掃除時間は15分以内とする
- 使ったモノは、すぐ掃除する
つまり、掃除に時間・手間を掛けず、使って汚れたらすぐに掃除する。
例えば、テレビやPCの画面は寝る前にサッと拭くようにしておく。
いつもキレイな状態をキープしておけば、いつも家はピカピカ。
ドイツに「大掃除」はない
だから、ドイツでは「年末の大掃除」の習慣はないそうだ。
共働きの多いドイツでは、短いクリスマス休暇は、恋人同士、夫婦や家族揃って、プレゼントの買い物をしたり、家でのんびり暮らすことが一般的です。
日本のように、バタバタと「大掃除」をすることはないのです。
pp.154-155
耳が痛いが、本書のとおり毎日短時間でいいから掃除する習慣をつけたいものだ。
目次
プロローグ ドイツでの暮らしで得たもの
序章 世界一きれい好きなドイツ人に学ぶ1章 掃除ベタからの脱出作戦
なぜ掃除嫌いが多いのでしょう/ドイツ人と掃除/いつでも人を呼べますか/部屋をキレイに見せるポイント/そこそこキレイをいつも心がける/片付いているように見せるドイツ流マジック
2章 15秒で、ピカピカ習慣
(1)「ながら掃除」で、きれいな部屋を保つ
(2)今日から実践!「ながら掃除」 〈朝、昼編〉〈夜編〉3章 15分でいつもキレイ!
時間をかけずにキレイに見せる/毎日の掃除は15分以内/場所別15分掃除テクニック
4章 掃除の賢人になるためのQ&A
エピローグ
参照:ドイツ流 掃除の賢人 世界一きれい好きな国に学ぶ(光文社)