2016年の大学入試センター試験の世界史Aをぶっつけ本番でやってみた。
参照大学入試センター試験2016(予備校の東進)
結果は100点満点で79点だった。
あと1点で80点だったのに、惜しい!
配点が3点の問題を7問間違えて21点の失点だった。
印象に残った問題
間違えた問題のひとつは、ドイツ史を問う問題。
ドイツ史なんて全然わからない。
「ウィーン会議」「ドイツ関税同盟」「普仏戦争」を発生順に並べる問題だった。
正確な年を『世界史B用語集 改訂版』で確認してみた。
ウィーン会議……1814年
ドイツ関税同盟(発足)……1834年
普仏戦争……1870年
よって、「ウィーン会議」→「ドイツ関税同盟」→「普仏戦争」となる。
※※
「世界史A」の問題33問中、1問を除けば配点はすべて3点だった。
1問だけ配点が4点の問題があった。
とある絵画の作者を問う問題だ。
※絵画の画像の引用元はWikipedia。
絵画のタイトルは「農民の踊り」という。
たまたま、好きな画家の絵だったので「ブリューゲル」と正答することができた。
不可解な問題
1個疑問に残った問題がある。
日本の幕末に関する問題だ。
第4問の問2で「日米和親条約により、開国した」という文が正しいかどうかを問う問題だ。
公式の解答は「正しい」となっている。
???
「日米和親条約」はあくまでも「和親」であって開国といえるのだろうか。
日米和親条約の時点ではまだ「貿易」は認めていない。
開港したのは下田と箱館の2港だけで、しかも外国人が自由に動けるのは港の周辺だけだと記憶している。
つまり、長崎の出島のようなところがちょっと増えたようなイメージを持っている。
日米和親条約じゃなくて「日米修好通商条約により、開国した」が正しいのではないか、という疑問を持っている。
ペリーは開国できなかった。
※わたしが使用している『世界史B用語集』は絶版となっていて、最新版は『世界史用語集』というタイトルになっている。