早期退職してセミリタイア生活に入ると気になることが、「月々どれくらい貯金を取り崩しても大丈夫なのか?」だ。
例えば、「貯金が5000万円あってあと30年生きるとしたら、月々いくらまで取り崩せるのか?」といった疑問というか不安がある。
こんな疑問に答えてくれるツールがある。
野村證券のサイトにあるマネーシミュレーター「みらい電卓」だ。
日経新聞電子版”「おひとりさま」老後の備え 2000万円が目安に”(2016.2.7)という記事を読んで知った。
みらい電卓を使う
早速「みらい電卓」を使ってみた。
「毎月使う」を選択して「いくら引き出せる?」画面を表示する。
「今あるお金(元本)」「想定利回り(年率)」「引き出し期間」を入力する。
今回は一例として次のとおり入力した。
「今あるお金(元本)」=5000万円
「想定利回り(年率)」=1%
「引き出し期間」=30年
「計算する」ボタンをポチると、一瞬で答えが出た。
毎月16.1万円までなら、貯金を取り崩してもOKとのことだ。
1年ごとの金融資産の推移もわかる
計算結果の下にある「計算結果を詳しく見る」を選択すると、1年ごとの金融資産の推移も確認できる。
30年間、毎月16.1万円ずつ貯金を取り崩した場合にどんな感じで減っていくかを把握するときに役に立つ。
結果をエクセルに転記してみた。
「逃げ切り計算機」的に使う
「みらい電卓」は第2の「逃げ切り計算機」としても使える。
「貯金5000万円を年利1%で運用しながら毎月10万円使ったら、何年持つか?」という計算をやってみた。
「何年でなくなる?」画面に次のとおり入力して計算してみたら「53年11ヶ月」持つと出た。
ホンマかいな。