東大美女図鑑の学生が機内同乗する企画、批判受け中止に (2016.5.12 朝日新聞デジタル)
という記事を読んだ。
「東大美女図鑑の学生が機内同乗する企画」とはエイチ・アイ・エス(9603)の旅行商品の景品で、飛行機の席の隣に「東大美女図鑑」に登録されている女子学生が座って「マンツーマン・レッスン」をするというプランだった。
当企画は、この夏のご旅行をH.I.S.でご購入・ご応募いただいた方の中から抽選で、「東大美女図鑑」の学生が、あなたの隣に座って現地まで、賢く、楽しく、おもしろく、一緒にフライトしてくれる体験を通して、少しの変化によって旅を大きく変える事ができるのではないか、という検証プロジェクトでもあります。
出典– H.I.S.が旅のプロセスを楽しくする“旅ナカワクワク”シリーズ第一弾 – 「東大美女図鑑」の学生たちが、あなたの隣に座って現地まで楽しくフライトしてくれるキャンペーン (2016.5.11 PRTIMES)※2016.5.12 11:17現在削除
料金を払うのではなく懸賞の当選品なので、いわゆる「同伴」には該当しないと思われる。
しかし、やはり、というか「セクハラ」「性差別」という批判があがり、中止となった。
旅行会社もリスクを認識していた?
当企画の内容はサイトから削除されているが、キャッシュで内容を確認してみると、「注意事項」に気になる記述があった。
同行する大学生や体験の内容は変更になる場合がございます。また、当選者がキャンペーンの趣旨に沿わない場合等、当選後でも取消しさせていただく場合がございます。
「当選者がキャンペーンの趣旨に沿わない」つまり、「セクハラ行為」が発生するリスクを旅行会社も認識していたのではないか。
当選者が東大美女に対して「キャンペーンの趣旨に沿わない」行為を行った時点でエイチ・アイ・エスの同行スタッフが割って入って中止する。
そんな場面が想像できる。
女子大生でなければOKだった?
「東大美女」が隣に座って長時間のフライトを共に過ごすという企画は「第一弾」だったようで、もしうまくいけば次は「東大美女」とは別のカテゴリーの人達が隣りに座る企画もあったのかもしれない。
機内の時間をもっと有意義にしたい。
そう思うあなたの隣の席に革命を起こします。 それは、マンツーマンレッスン。目的地に着くまで、隣の人が様々なことを教えてくれるのです。 第一弾は、東大美女図鑑の学生たちです。
たまたま第一弾を「美人高偏差値女子大生」にしたためにコケてしまったが、「長時間のフライトの”ヒマ”を埋める雑談相手」という面をもっとアピールすれば問題なかったかも。
エイチ・アイ・エスは上場企業
なぜ東大美女の同乗企画がボツになった話を当ブログで取り上げたかといえば、エイチ・アイ・エスが「東証1部上場企業」だからだ。
上場企業であるエイチ・アイ・エスが当企画を通してしまうような社風なのか、興味がある。
わたしは日本株に投資している個人投資家なので、これからも情報収集を行っていきたい。