今日(2016年10月27日)から、Amazon Mastercardの還元率が最大2.5%となる。
2016年10月27日から、Amazon Mastercardゴールドのお客様および、 Amazon Mastercardクラシックをお持ちのプライム会員の方は、Amazonでのお買い物でさらにポイントが貯まるようになります。
Amazon Mastercardゴールドなら2.5%、Amazon Mastercardクラシックなら2%還元となる。
還元を受けるための条件はAmazon Mastercardのページを参照してほしい。
それでは、この2種類のカードを細かくチェックしていきたい。
Amazon Mastercardゴールド
Amazonの「ヘビーユーザー」向けのカードだ。
定常的にAmazonでがっつり買い物をしまくって、かつプライム会員、みたいな。
年会費は10,800円(税込)。
ただし、プライム特典がついてくる。
つまり、プライム会員の年会費3,900円がコミコミになっている。
ということは、カード部分の年会費は10,800-3,900=6,900円となる。
さらに「カードご利用代金WEB明細書サービス」の利用で次年度年会費が「1,080円(税込み)」割引となる。
これも差し引くと実質の年会費は、6,900-1,080=5,820円。
もし「マイ・ペイすリボ」という「リボ払いサービス」に登録して年に1回以上カードを使えば年会費が半額の「5,400円(税込み)」割引となる。
が、高額商品を買ったときなどに「高金利のリボ払いを使ってしまうリスク」に注意。
「マイ・ペイすリボ」を使えばカード部分の実質年会費は、5,400-3,900-1,080=420円となる(プラス、プライム年会費は3,900円)。
Amazon Mastercardゴールドは、カード部分の実質年会費420円で還元率が2.5%を狙える(Amazon.co.jpの利用に限る)。
年会費420円をポイントで回収して「実質年会費無料」とするには、420(円)÷2.5(%)=16,800(円)分の決済が必要だ。
「Amazon Mastercardクラシック」と比較するなら、還元率の差が0.5%なので、毎年、420(円)÷0.5(%)=84,000(円)を超える決済があれば、「Amazon Mastercardゴールド」が有利となる場合がある。
ただし、「プライム会員の会費とカード年会費の抱き合わせ感」があるから、自由度が制限される。
Amazon Mastercardクラシック
Amazonをそこそこ使うけど、カード年会費を払いたくない人向けのカードだ。
年会費は初年度無料、翌年度以降は1,350円かかるが、1回でもカードを使えば翌年度も年会費は無料となる。
Amazonの買い物以外の生活費の支払いにこのクレジットカードを使っていれば、年会費を払うケースはほぼゼロだろう。
新規入会で5,000円分のポイントがもらえる。
プライム会員はAmazon.co.jpでの買い物で還元率が2%だ。
プライム会員でAmazonをそこそこ利用している、でも、将来的にはプライム会員の解約も視野に入れていて、クレジットカードの年会費は無料にこだわりたい人にはおすすめだ。
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Amazonの上記クレジットカードのレビューにも、コスト計算例がたくさん掲載されているので、参照して検討するのもいいと思う。