先日、こんなツイートをした。
ブログの記事「見栄を張るお金があるなら、貯金したほうがいい。仕事を辞めやすくなるから。」で紹介した本『だめ連の働かないで生きるには?!』の中古本がAmazonで9,633円に跳ね上がっていた。https://t.co/H7F8KiZJmm pic.twitter.com/3fAit2RnBO
— Kotaro (@Kotaroux) 2018年1月30日
当ブログで紹介した本『だめ連の働かないで生きるには?!』(神長恒一・ペペ長谷川(著),筑摩書房, 2000)にAmazonで1万円近い値がついていたのだ(2018.1.31 8:56時点)。
本書は当ブログのテーマがそのまま書いてあるような本だった。
見栄より貯金
例えばこんな言葉。
サラリーマンの人に言いたいのは車買ったり、見栄を張って高い家賃の部屋に住むんだったら、貯金したほうがいいよ、と。仕事を辞めやすくなるし、辞めた時にしばらく働かなくてもすむという。
「見栄を張るために浪費するお金があるなら貯金に回して、セミリタイア資金にあてた方がいい」というわけだ。
サラリーマンならマイホームや車を買うのではなく、社宅と自転車で生活する。
時間とお金は等価
本書では、もうひとつ画期的な価値観を提示していた。
支出(消費)を金額ではなく労働時間で測るという価値観だ。
「タイム・イズ・マネー」をもっと具体的にして「労働時間・イズ・マネー」だ。
消費した時にその分労働時間を増やさなければいけないんだと気づいた方がいい。買う時ってそんな意識してないわけじゃない。あっ欲しい、買えちゃうから買っちゃう。買い物って簡単だよね。でも、その裏にはその分働かなくちゃいけないっていう地獄の掟問題がある(笑)。
1万円の商品が衝動的に欲しくなったら、「1万円」と思うのではなく、もし時給が2,000円なら「5時間の労働」と思う。
「労働時間5時間分」と思えば、浪費なんてできない。
筑摩書房
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