2018年7月から、イオン銀行「イオンカードセレクト」の普通預金金利「0.10%」の適用条件が厳しくなる。
普通預金で「金利0.10%」を維持するには、イオン銀行が設定するスコアを50点以上獲得する努力が必要となる。
昨年(2017年)に普通預金金利が0.12%から0.10%に下がったばかりなのに、2年連続の改悪となる。
超低金利時代で銀行が稼げなくなっているので仕方ないのか……。
この情報は観楓さん(@kan_puu)のブログ「Step to Next Life」の記事で知った。
参照イオン銀行 イオンカードセレクト特典の普通預金金利0.1% 変更へ | Step to Next Life
今までは「イオンカードセレクト」のクレジットカードを持っているだけでイオン銀行の普通預金金利は0.10%となっていた。
「イオンカードセレクト」とは、イオン銀行のキャッシュカード、WAON、クレジットカードが一体化したイオンカードのことだ。
これからはクレジットカードを持ってるだけではダメで、「努力」が必要となる。
金利0.10%維持のための「努力」とは
2018年7月から、イオン銀行のサービス(クレカ、WAON、住宅ローン、投資信託など)を使ってスコアを50点以上獲得しつづけないと普通預金金利0.10%が適用されないようになっている。
スコアの配点はイオン銀行の次のページを参照してほしい。
参照「イオン銀行ポイントクラブ」リニューアル内容ならびに「イオンカードセレクト特典」の一部変更について |お知らせ|イオン銀行
例えば、次のような条件をクリアすると50点となり、「普通預金金利0.10%」が維持できる。
- イオンカードセレクトの契約……10点
- イオンカード利用代金の口座振替(2万円未満)……10点
- インターネットバンキングの登録完了……30点
この場合、イオンカードで買い物をしないといけない。
もし、余計なモノを買ってしまうと年利0.10%の利息なんてあっという間に吹っ飛んでしまう。
買い物をしなくてもクレジットカードと銀行口座の「保有だけ」で0.10%が適用された時代よりリスクが高くなる。
NISAや確定拠出年金の「投資信託の購入」で点数を稼ぐ方法もあるが、あまりにもハイリスク過ぎる。
普通預金金利0.10%で得られる利息とスコア50点以上を獲得するために背負うリスクを比較してよく考えないといけない。
自分のスコアを計算してみた
ちなみに、わたしの現在のスコアを計算してみたら60点となった。
60点の内訳は次のとおりだ。
- イオンゴールドカードセレクトご契約……30点
- インターネットバンキングの登録完了……30点
現時点では特に何もしなくても普通預金金利0.10%は維持されるようだ。
ただし、さらに銀行の経営環境が悪化するとさらに金利が改悪される可能性があるから楽観はできない。