勢いで「早期退職金」もらうバカの末路(2018.11.12 プレジデントオンライン)
という記事を読んだ。
早期退職制度の「割増退職金」に目がくらんで早期リタイアしたらバカを見る、みたいな記事だった。
「バカを見る根拠」として、55歳に早期リタイアするケースが紹介されていた。
確かに、記事のケースだと「早期退職するのはバカ」という結論になる。
退職(55歳)から年金受給(65歳)までの10年間は「無収入」かつ「高支出」という前提だからだ。
退職しても収入はある
わたしの早期退職経験から言えば、「退職してずっと無収入」というケースはかなりレアケースだ。
まず、退職したら雇用保険から手当がつくはずだ。
退職金や貯金からも利息収入がある(2019年3月現在では銀行に預けても利息は微々たるものだが)。
株や投資信託で資産運用していれば、配当や売買益も期待できる。
セミリタイアブログを書いていてると、収入があるかも(笑)。
退職後は支出は減る、絶対に
退職したら、支出は自然に減る。
理由は(雇われて)働かなくなるからだ。
雇われ仕事のストレスがなくなると、ストレス解消費がなくなる。
無理な節約をしなくても、支出は減る。
本当に「バカ」なら早期退職しない方がいい
早期退職してはいけないのは、次のようなひとだ。
- 退職後は収入がゼロ(会社に依存しないとまったく稼げない)
- 退職後も支出は現状維持したい(浪費を止められない)
こんなひと、本当にいるのかな?
万が一、当てはまるなら、早期退職はせずに定年後も会社勤めを続けた方がいいと思う。
消費者を辞められないなら、会社も辞めない方がいい。
— Kotaro@40代でセミリタイア (@Kotaroux) 2019年3月25日