腎臓結石の手術(ESWL)で石を割ってきた

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先日、腎臓結石の手術を受けた。

サラリーマン時代に尿路結石になって手術をして以来、病院でレントゲンによる定期検査をしている。

定期検査で腎臓結石が15mmになっていたので、手術することになった。

手術といってもメスで切るわけではない。

わたしが受けた手術は「体外衝撃波結石破砕術」といって、体の外から腎臓結石に衝撃波を当てて石を自然排出できる大きさまで割るというもの。

「体外衝撃波結石破砕術」の英語の略称はESWL(Extracorporeal Shock Wave Lithotripsy)という。

メスで切らないので麻酔はなく、日帰りでできて、ふつうに歩いて帰宅できる。

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3,000発の衝撃波で石を割る

手術室はこんな感じ(Wikimediaからの引用だが)。

Lithotriptor Machine
出典https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Lithotriptor_machine.jpg(Wikimedia Commons)

上記の写真の右にあるようなベッドに仰向けに寝て、約1時間の間に腎臓にある石に向けて3,000発の衝撃波を当てる。

最初は「ウォーミングアップ」でゆるい衝撃波が当たり、だんだん「衝撃」が強くなってくる。

後半の30分くらいは、かなり衝撃が強い、そして痛い。

たまに心臓に「ドーン」と響くくらいのショックがある。

後日、再度通院してレントゲン検査で石が割れているかどうかチェックする。

石が自然排出される程度まで小さく砕かれてなければ、再度ESWLを実施する。

わたしの場合、ESWLを2回やって何とか割れて石が砂粒程度までになった。

割れた石が外に出るときに痛みがあるかもしれないので、鎮痛剤を処方された。

手術費用

ESWLの費用は、わたしの場合3割負担で自己負担分は58,340円だった。

手術が複数回になっても追加料金は不要だ(当初、「1回やるたびに6万円近く取られるのか!」と不安になった)。

1回で石が割れても、10回かかっても、58,340円だ。

この金額は「高額療養費」の自己負担上限を超えているので、高額療養費の請求手続きをした。

参照高額な医療費を支払ったとき(全国健康保険協会)

手術費のほかに検査や薬の費用も払っているので、後日にいくらか戻ってくるだろう。

【2020年8月30日追記】高額療養費の請求手続きの詳細は下記の記事を参照してください。

高額療養費の請求と限度額適用認定証の取得
腎臓結石の手術でかかった費用の一部を取り戻すため、役所へ高額療養費の請求に行ってきた。 手術を受けた月にかかった費用の総額は6...


※上記は2019年9月30日現在の情報です。

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