「一生遊んで暮らしたい」
「でも、遊んで暮らすだけの貯金がないから仕方なく会社に行かなければならない」
「もし、宝くじで5億円が当たったら会社を辞めるかも……。」
と思ってこのブログを読んでいる人が多いのではないか。
わたしも「お金がないから会社を辞められない」と思い込んでいて、40歳を過ぎるまでサラリーマンとして働いてしまった。
「一生遊んで暮らす」ためには、「一生遊んで暮らせるだけのお金をまず貯め込む」必要があると思い込んでいたからだ。
でも、順番が逆だった。
まず「一生遊んで暮らす」と決める
一生遊んで暮らす人が少ないのは、「最初に大金を貯めこまないといけない」と思っているからだ。
まずやることは「一生遊んで暮らす」と決断することだった。
一生遊んで暮らすのだから、会社に行く余裕はなくなる。
だから退職願を会社に出す。
退職したら、「一生遊んで暮らす」ことを始める。
「何があっても一生遊んで暮らす」と強く思えば遊んで暮らせるし、必要なお金はあとからついてくる。
一番手っ取り早いのは自分の貯金を使うことだ。
会社を辞めたのなら、失業手当、退職金でもいい。
「貯金は老後資金だから使えない」というのは言い訳で、実は使うのが怖いだけ。
「今、お金を使う」のが怖いと、将来(老後)もお金は使えない。
「お金を使う怖さ」を克服できないまま、死ぬ。
いつまでも使わないでいると、人生の最後の最後に振り込め詐欺でどかーんと持っていかれるかもしれない。
なぜ大金が必要と誤解するのか
なぜ「一生遊んで暮らす」ためには大金が必要だと思うのか。
遊んで暮らす=浪費
だと思い込んでいるからだ。
遊んで暮らす=やりたいことをやる
のが正解だ。
一般的に「遊んで暮らす」といえば、
海外旅行、豪邸、高級外車、グルメ、買い物狂、、、
というイメージがあるが、本当にこれが「やりたいこと」だろうか?
単に見栄を張りたいだけじゃないだろうか?
本当に海外旅行三昧したい、豪邸を建てたいと思うならやってもいい、というか是非やるべきだ。
もし、「やりたいこと=会社に出勤する」であれば会社を辞める必要はない。
わたしの場合、今日は「やりたいこと=図書館で借りてきた本を自宅で読む」だったので、1円も使わずにやりたいことを実現できた。
会社を辞められない本当の理由
「貯金がないから一生遊んで暮らすのは無理、定年まで働かないと老後破産する」
と思うのは「会社にいる方が安心できるから」。
「一生遊んで暮らす」ことより「会社にいることで感じる安心感」を選んでいる。
ただそれだけ。
「定年まで会社にいれば本当に一生安泰かどうか」はわからない。
「会社を辞めて一生遊んで暮らしたい」のなら、今からすぐやればできる。
「できるかどうか」ではなく、「やるかやらないか」の問題だからだ。
「お金を貯める」のが先なのではなく「決断」が先だ。
わたしも会社を辞めるのは怖かったけど、「もう二度と雇われたくない」と思って「収入は不安定でもお金には困らない。好きなことだけをやっていく。」と決めたら、現実がその方向に向かって動き出した。