PCのディスクを整理していると、昔の「貯蓄取崩シミュレーション」のファイルを見つけた。
今から6年前の2013年に「逃げ切り計算機」でシミュレーションしていた。
参照逃げ切り計算機
貯蓄を一定の金額(予想年間支出)で取り崩していけば、何年持つのかを試算した。
シミュレーションで思うのは「予想と現実との差があまりにも大きい」だ。
差がどれだけ大きいか。
シミュレーションはアテにならない?
現在(2019年10月)の貯蓄と、6年前のシミュレーションで試算した数字の差は……現在の貯蓄額は試算値の1.5倍だ。
予想が大きく外れた原因は「厳しめのシミュレーション」を行ったからだ。
「逃げ切り計算機」で入力する次の3つの数字が実際の値とかけ離れていた。
- 年間利息……少なすぎた
- 年間支出……多すぎた
- インフレ率……多すぎた
セミリタイア生活は近い将来すら予測不能
よく「長期の予想は不可能」と言われる。
何十年先もの老後生活にいくらかかるか、なんて予想は無理だ。
が、6年程度の数年先の予想でさえ無理であることがわかった。
予想は無理だが、シミュレーションを行う際は「数字は厳しめに入力」しておけば金欠は防げるのではないか。
甘い見通しで早期退職して金欠になり、あわててハロワに駆け込んだりするよりはマシではないか。