新型コロナウイルスによる株暴落で、金融資産ポートフォリオがどれだけ損失を受けたか。
2020年3月31日時点の状況を調べてみた。
資産の減少率は、前年末比(2019年12月末比)で▲9.2%だった。
資産別の状況は次のとおり。
無リスク資産は無事
「現預金」「日本国債」はほとんど無事だった。
「無リスク資産」なので当然だが(笑)。
「現預金」が▲1.8%となっている。
これは「実家の屋根の修理」「家具の買い換え」「ガラケーからスマホの切替」などによる一時的な出費増が2020年1~3月に発生したからだ。
「日本国債」は個人向け国債(10年・固定)で、昨年末以降の売買はゼロだったので残高の変動はなかった。
株・投資信託は全面安
「株・投信」は前年末比で▲18.7%の減少となった。
「健闘」しているのは「金ETF」だ。
銘柄は、東証に上場している「SPDRゴールド・シェア」(1326)だ。
株や投資信託が次々と炎上していく中、前年末比+5.7%の値上がりだ。
やはり「分散投資」は大事。
年金は「確定拠出年金」で投資している外国株インデックスファンドの暴落で▲11.4%となった。
今後の投資方針
もし新型コロナウイルスの終息が年単位で「先」になりそうなら、株価はさらに下がるかもしれない。
だからといって「現預金」や「日本国債」を取り崩して「株・投資信託」を大量購入すると、さらにリスク資産を抱え込んでしまい、遠い将来のリスク要因が大きくなる。
今は細々と「積み立て投資」を続けながら新型コロナウイルスが終息するのをじっと待とうと思う。