先日、国民年金保険料をデビットカード(JCB)で支払った。
そのときに驚いたこととして、「立替納付日よりもかなり前に引落しが行われた」ことを挙げた。
令和2年度(2020年度)の国民年金保険料(2年前納)の立替納付日は4月30日なのに、デビットカードの引落しは4月17日だった。
わたしはてっきり「立替納付日にデビットカードでの支払が行われる」と思い込んでいた。
あまりにも早く、口座から38万円ものキャッシュがなくなっていてびっくりした。
なぜ、国民年金保険料の立替納付日とデビットカードの引落日が異なるのか。
理由は「そういうルールだから」。
具体的にどんなルールになっているのか、調べた。
カードの確認
わたしたちがクレジットカードやデビットカードで国民年金保険料を支払う際、日本年金機構はカード会社に対して、カードが「有効」かどうかを確認するそうだ。
具体的には「利用限度額」「有効期限」を確認する。
国民年金保険料の支払で利用限度額をオーバーしたり、支払日がカードの有効期限を過ぎていたりすると「支払不能」とみなされるのだろう。
カードが「有効」な場合、支払が実行される。
デビットカードは「確認日 = 引落日」
日本年金機構がカードを確認する期間は、
月初から数えて第8営業日(前月末が非営業日なら第9営業日)~18日
の間だ。
わたしは2020年4月に「2年前納」で支払ったので、第8営業日である4月10日から4月18日までにデビットカードの確認が行われた。
4月18日は土曜日で非営業日なので、実際の確認日は4月17日だった。
デビットカードの場合、カード確認の際に支払が行われるというルールらしいので、引落日が4月17日となった。
カードの支払ルールの詳細は「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」の最後の方にある「約定」に詳しく書いてある。
参照国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書(PDF)(日本年金機構)