「月収10万円」を前提とした恐ろしいセミリタイア計画を発見した。
会社を辞めても絶対に月10万円以上稼ぎつづけないと死ぬ前に無一文になるのか?!
なんという無謀な計画。
その計画は、わたしの日記に書いてあった。
過去の日記を見返しているときに発見した。
日付は退職してしばらくした2012年某日だった。
「月収10万円あれば、貯金は平均寿命まで持つ」
というのがわたしの当初のセミリタイア計画だったようだ。
「ようだ」というあいまいな書き方をしたのは、退職して9年ほど経過した今まで上記のようなセミリタイア計画を建てていたことを忘れていたからだ(笑)。
月収10万円のノルマは厳し過ぎ!
確かに、会社を40代前半で早期退職した2011年頃の貯蓄額で人生を逃げ切る自信はなかった。
そこで、「月10万円稼げばゆとりあるセミリタイア生活」が送れると思ったのだろう。
しかし、「月収10万円のノルマ」はあまりにも厳しすぎる。
特に、退職した当時は心身ともに疲れ果てていたので「勤労意欲ゼロ」だったから。
「完全リタイアするほど貯蓄はないけど、しばらく休養して勤労意欲が出てきたら働き始めよう」と考えていたのかもしれない。
そして、稼ぐ必要はなくなった
結局、月収10万円のノルマを達成するためにバイトをする必要はなくなった。
理由は「アベノミクスによる株高」だ。
退職時(2011年)の日経平均株価は8千円台だったが、どんどん株価が上がっていった。
会社を辞めて9年近く経過した現在の日経平均株価は、3倍増近くの23,619.69円だ(2020年10月9日の終値)。
金融資産がほぼ右肩上がりで増えていって、月収10万円をバイトで稼ぐ必要はなくなった。
退職して数年後にはブログやKindleからの収益もそこそこ入り始めたので、ますますバイトの必要がなくなった。
まとめ
セミリタイア人生、何が収入源になるかわからない。
株価がこんなに上がるとは想像できなかった。
退職したときはブログやKindleで現金収入が得られることも知らなかった。
なので、当初に建てたセミリタイア計画にこだわる必要はない。