読者の方からJ-REITに関するご質問をいただいた。
J-REIT「ニッセイ Jリートインデックスファンド」をお持ちで、コロナ禍で含み損が発生しているとのこと。
この投資信託は「東証REIT指数」に連動することを目指しているインデックスファンドだ。
わたしも保有している。
参照ニッセイ Jリートインデックスファンド【29314136】(Yahoo!ファイナンス)
「このまま保有し続けるか、それとも売却(損切り)して、他の金融商品に乗り換えるべきか?」
というのがご質問の趣旨だ。
わたしは「ニッセイ Jリートインデックスファンド」についてはあと2~3年は保有し続けるつもりだ。
というのが回答だ。
J-REITのリスク
今後はコロナ禍によるリモートワーク増加でオフィスビルの需要が減っていくと思う。
個人の収入減で、マイホーム購入も伸びないかもしれない。
現時点(2020年10月21日現在)で、J-REITの価格がどんどん上がっていく要素があまり見あたらない。
ただ、景気対策で日本銀行が買い続けるだろうから、そんなに悲観はしていない。
ちなみに、「ニッセイ Jリートインデックスファンド」の組入銘柄第1位の「日本ビルファンド投資法人(8951)」は、日本銀行の保有割合が6%以上ある。
参照日本ビルファンド投資法人【8951】(Yahoo!ファイナンス)
J-REITについては(日銀次第だが)それほど悲観していないので、あと2~3年は保有し続けようと考えている。
投資金額は少ない
実を言うと、わたしのJ-REIT(ニッセイ Jリートインデックスファンド)の投資金額は、全資産の0.17%に過ぎない。
不動産価格の騰落について、ほとんど気にならないレベルの投資しかしていない。
仮にこのまま保有し続けて大損したとしても、金額的にはほとんど影響がない。
なので、2~3年ほどは保有し続けようと思う。
わたしの回答がご質問していただいた方のJ-REIT投資の役に立てれば幸いだ。
※上記は2020年10月21日現在の情報です。J-REITの見解についてはあくまでも当ブログ管理人の個人的意見であり、投資を推奨するものではありません。