twitterで次のような数学の問題を見つけたので解いてみた。
こういう問題は伸びるらしいので pic.twitter.com/k3JTnjpgeN
— しましま (@simasima_71) May 24, 2021
四角形の面積を求める問題だ。
答案
上記の四角形に次のような補助線を引いた(赤線)。
すると、四角形の面積は2つの直角三角形の面積の和であることがわかる。
つまり、
四角形の面積 = (1/2)ab + (1/2)cd
赤い線は2つの直角三角形の斜辺だから、三平方の定理より、
a2 + b2 = c2 + d2
与えられた条件より、
(c + d)2 = c2 + d2 + 2cd = 102 = 100
(b – a)2 = a2 + b2 – 2ab = 4
となるから、
c2 + d2 = 100 – 2cd
a2 + b2 = 4 + 2ab
と変形する。
a2 + b2 = c2 + d2
だから、
4 + 2ab = 100 – 2cd
2ab + 2cd = 96
四角形の面積は?
四角形の面積 = (1/2)ab + (1/2)cd
だから、
(1/2)ab + (1/2)cd = (1/4)(2ab + 2cd) = 96/4 = 24
が答えとなる。
「四角形の面積が2つの直角三角形の面積の和」であることに気づけば解ける問題だ。
▼解説動画(YouTube)