「親が億万長者」のセミリタイアは「ズルい」か

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金持ちに嫉妬

年収650万・貯蓄5000万・持ち家あり独身なら45歳で早期退職して旅行を楽しめる?(2021.6.21 MONEY PLUS)

という記事を読んだ。

タイトルだけ見ると「貯蓄5,000万円とマイホームを持つ独身者が45歳で早期リタイアできるか?」という記事に思える。

が、本文には、

両親の貯蓄は約1億円程度あり、老後はそのお金で賄う予定です。

とある。

自己資金が5,000万円あり、さらに老後資金として親の貯蓄1億円が入るなら、大丈夫じゃないの?

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親の貯蓄はどこまでアテにできるか

上記記事では、「親の貯蓄1億円」は除外してシミュレーションしていた。

親自身が自分たちの老後資金として使ってしまうかもしれないし、兄弟もいるし相続税もあるから、1億円を丸々ゲットできるかどうかわからない。

なので、親が貯蓄をいっぱい持っていてもセミリタイアの可否をシミュレーションする際は「自己資金のみ使う」という前提にした方がいいだろう。

自己資金だけでセミリタイア生活できる見込みが立てば、相続した貯蓄はすべて「予備費」として温存できる。

セミリタイア生活の「安全度」が上がる。

金持ちの親がいるセミリタイアはズルい?

自己資金だけでセミリタイアを考えている人から見れば「貯蓄が5,000万円あります。加えて親の貯蓄が1億円あります!」というのは「ズルい!」と思われるかもしれない。

が、親の貯蓄体質を引き継いだから子も貯蓄体質となったと言える。

金持ちの子は金持ちになる可能性が高い。

なので、45歳で5,000万円持っている(自力で作れる)ような人は、親も貯蓄をいっぱい持っていてもおかしくもなんともない。

ブログなどでセミリタイア資金を公表していても、「親の貯蓄」は非公開(または除外)しているケースはけっこうあるのでは?

ちなみに、わたしは自己資金は非公開で、親の貯蓄はいくらあるか知りません。

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