5種類、4個ずつのドーナツ。くじを2回引いて、同じ種類である確率は? 確率をゼロから学ぼう(2023.4.27 Web担当者Forum)
という記事で次のような確率の問題が紹介されていた。
5種類4個ずつ20個のドーナツがあります。そのうち、4個がチョコドーナツです。くじを引いて、公平にドーナツを分けるのですが、最初に2回連続で引いたとき、どちらもチョコドーナツになる確率を求めたいです!
ドーナツはチョコドーナツなど5種類で、1種類あたり4個ずつ、計20個ある。
くじびきで公平にドーナツを分けるとして、最初に2回くじを引いて2回とも「チョコドーナツ」になる確率を求める。
確率の計算
問題の計算方法は上記記事にくわしい解説があるから参照してほしい。
1回目にチョコドーナツのくじを引く確率は、くじ20本のうち「チョコドーナツ」のくじは4本あるから「4/20」だ。
2回目もチョコドーナツを引く確率は、2回目はくじ19本のうち「チョコドーナツ」のくじは3本あるので、
4/20 × 3/19 = 1/5 × 3/19 = 3/95
となる。
タイトルの問題の答え
記事のタイトルには「5種類、4個ずつのドーナツ。くじを2回引いて、同じ種類である確率は?」とある。
この場合、チョコドーナツかどうかは関係なく、2回くじを引いて2回とも同じ種類のドーナツを引く確率を求める必要がある。
「2回くじを引いて2回とも同じ種類のドーナツを引く確率」は「3/95」だ。
ドーナツは5種類ある。
「くじを2回引いて、同じ種類である確率」は、「3/95」をドーナツの種類の数(5種類)だけたせばいいから、
3/95 × 5 = 15/95 = 3/19
となる。